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中華そば かなで ~豚と節~/体に馴染むまろやかさ
Vol.1 【ラーメン】 中華そば かなで ~豚と節~
#特製塩そば #中央区天神4丁目
今回よりお送りする「天神ランチリサーチ」。
マーケティング・リサーチ業務に携わる40代サラリーマンが、麺類を中心に福岡・天神の推しランチ情報をご案内してまいります。
初回は、職場の近くに今年8月オープンした期待の新店「中華そば かなで ~豚と節~」より、9月上旬に新たにメニューに追加された「特製塩そば」をご紹介。
他にあまりないアプローチで、満足度の高いお店です。
「中華そば かなで ~豚と節~」は地下鉄の天神駅から徒歩10分程度、中央区と博多区を隔てる那珂川沿いにあります。
天神中央郵便局から昭和通りを博多方面に向かい、ファミリーマートを通り過ぎて川にぶつかったところより左に1ブロック進んだところです。
橋のたもとの特徴的なビルで、店頭の大きな暖簾が目印です。
オープン当初に行った際は夏の暑い盛りでも行列ができていましたが、日傘の貸し出しがあって大変ありがたかったです。
「中華そば かなで ~豚と節~」は春日市の豚骨ラーメン店「かなで食堂」の系列で、東比恵店は鶏出汁、多の津店は煮干しというように店舗別にテーマが異なります。
こちらのお店のスープは、「豚と節」とあるようにベースは豚骨と魚介節で、煮立たせて白濁させるのではなくじっくり煮こんで透き通った清湯スープになります。
基本の醤油は既に食べているので、今回は新たに登場した、限定の「塩そば」と「まぜそば」目当て。
悩んだ末、「塩そば」にトッピングが全部乗った特製1500円をチョイスしました。
リバーサイドということで、川の流れを眺めながら待つこと数分で着丼。
お昼時は近隣サラリーマンが集まってくるため混み合いますが、提供スピードは早い方だと感じました。
「特製塩そば」は煮卵、チャーシュー、ワンタン、メンマ、カニカマ、海苔、わかめ乗っけのフルコース。
ボリューム感あるビジュアルに期待高まります。
まずスープをすすると、豚骨感より魚介節の力強さが印象的です。
醤油のギュンと主張してくるインパクトに比べると、塩はややまろやかですが物足りなさは皆無。
食べ進めていくうちに、スープと体が馴染み同化していくような感覚を味わえました。
平たい麺とスープの相性も良好です。
伏兵の青唐辛子に当たると、鮮烈な辛味が加わって更に良いですね。
トッピングの中では、幅広のピロピロワンタン皮の食感と食べ応えがオリジナリティあって面白いです。
ワンタンメンもまた楽しいことでしょう。
ー 総評 ー
醤油以外のメニューにも期待していたところ、新メニューはまた違った方向性の味でとても良かったです。
もちろん、お米や海苔との相性が良い醤油もおすすめですよ。
基本メニューでも1000円するので高めの価格帯ではありますが、それだけの価値がある、独自の食体験ができるお店だと思います。
味の満足度:4
価格満足度:4
再訪意向度:5
※採点基準:3点は私が普通に満足できたレベルです。
(おかわり情報メモ)
近隣では、定食の盛りが良く賑わっている「てんてん亭」にちょくちょく行っています。チキン南蛮がボリューミーです。