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煮干専門 あたふた/ハイセンスなバランス感覚
天神ランチリサーチVol.9
【ラーメン】煮干専門 あたふた
#背脂醤油そば #博多区千代
天神・福岡の推しランチ情報をご案内する「天神ランチリサーチ」。
今回は博多区の地下鉄千代県庁口が最寄りの、煮干しだし専門ラーメン店「あたふた」をご紹介します。
ここ数年、福岡は非豚骨系ラーメンの新店オープンが目立っていますが、それでも煮干専門を謳うお店はまだ少ない印象です。
過去には天神にも専門店がありましたが現在閉店しており、行ける範囲にオープンしてくれたのは嬉しいことです。
しかも背脂をフィーチャーしているということで大変気になっていたお店です。
「あたふた」は福岡市営地下鉄箱崎線の千代県庁口駅と馬出九大病院前駅の中間あたり。
千代県庁口駅から徒歩5分くらいのところにあります。
飲食店が軒を連ねるゾーンにあり、お昼時は県庁や周辺オフィスに勤めている方たちが、客席を眺めながらどの店に入るか物色する様子がうかがえます。
こちらのお店は2023年10月にオープンしたので、ちょうど1周年くらいのタイミングでうかがうことができました。
煮干ラーメンは大雑把に分けると、セメント系やどろ系と呼ばれるようなどろどろ濃厚タイプと、じんわりした味わいの澄んだ中華そばタイプとに大別されますが、背脂を加えることでどう作用するのか興味深くて気になっていました。
ようやく訪問できた次第です。
まず入口の販売機で食券を購入します。
ノーマルの醤油そばと背脂あり醤油そば、そして汁なしに期間限定麺というラインナップ。
訪問時は期間限定麺がありませんでしたが、辛い麺だったり冷やし中華など様々なバリエーションがあるようです。
今回は期待の背脂醤油そばを迷わずチョイス。
オープンから1年ということでまだ新しさも残る清潔な店内でした。
それほど待った印象はなく、数分で着丼。
青梗菜の緑にチャーシューの赤、玉ねぎの白、キクラゲの黒、しょうがの黄色、そこに雪のような背脂と、調和の取れたビジュアルです。
スープをすするとじわっと旨みが来る感じで、煮干の押し出しはそれほど強くありません。
こちらも醤油と煮干が調和した、日常的に食べられる飽きの来ないテイストですね。
背脂を溶くと甘みやコクが増します。
ただ、煮干しの味を堪能したい人には、背脂はやや余計に感じるかもしれません。
しっかり存在感のある麺やしっとりめのチャーシューは好みだったので、特製を頼んで肉増しにしても良かったです。
全体的にバランスが取れておりハイレベルな印象を受けましたが、個人的には振り切った味の方が好きなので、超濃厚煮干を食べてみたい気もします。
もしかしたら汁なしの方がはっきりした味で私に合うのかもしれません。
未食の期間限定麺も気になるので、やや会社から離れているけど引き続きウォッチしていきたいお店です。
味の満足度:3
価格満足度:3
再訪意向度:4
※採点基準:3点は私が普通に満足できたレベルです。
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(おかわり情報メモ)
この近辺にはあまり足を運べていないですが、老舗のリーズナブル長浜系「一龍亭」、こちらも2023年にオープンした店名のインパクト大な「拉麺○△□」など、宿題店が複数です。